ベビーシッターで第二の人生を楽しもう

まだまだ元気な高齢者

私の家の近くにおじいちゃん、おばあちゃんのご夫婦ふたりで暮らしていらっしゃる方がいます。そちらのお宅では、ベビーシッターをしています。お二人ともに後期高齢者とのことでした。年は重ねていても、お二人ともに元気です。

おばあちゃんは若いころに幼稚園の先生をされていたそうです。そんな経験もあり、以前から近所の子供を預かったりしていたことが、ママさん同士で広がり、ベビーシッターとしてお仕事として始めたのだそうです。おばあちゃんが中心になってお世話をして、おじいちゃんが、その手助けとしてミルクを用意したり、洗い物をしたりしているそうです。

元々が幼稚園の先生と言うだけあって、評判が良くて、申し込みも多いそうです。ご本人たちも、「自分の孫のようだ」と楽しくお仕事をしているそうです。そちらのお宅では、子供さんも県外で仕事をしていて、二人きりになってしまって、空きスペースもあったそうですから、好都合だったのでしょう。以前はひっそりとしていたお宅が、子供の声でとても賑やかな家に変わっています。

仕事を持つママさんの支援

そちらのおじいちゃん、おばあちゃんの所では、不定期に「ちょっとお願いします」という感じでご近所の子供を預かっていましたが、ベビーシッターとしてお仕事を始めてからは、仕事を持つママさんの強い味方です。「料金を支払う」ということで、子供を預ける方でも、頼みやすいという事はあります。

出勤時に子供を預けて、帰りに迎えに行くという感じになっています。これは、保育園不足で入園できなかった子供を持つママさんには、ほんとうに助かるのではないでしょうか。高齢のご夫婦もいきいきとしていますし、ママさんたちも大助かりという良い状況になっています。また、高齢のお二人にとっても副収入になりますから、生活の糧にもなっています。年金のみの生活では、不安もあるでしょうし、子供の世話をすることで、お二人も若々しさを保てているのでしょうね。

高齢者の副収入について

今では、年金のみでの生活は苦しくて、副収入を考えている高齢者も多くいます。近所のおふたりのようにベビーシッターをしたり、犬や猫のペットを預かるお仕事もあるそうです。特に何もしないでいるよりも生活に張りができますし、良い事だと思います。まだまだ元気で現役を続けたいと思っている高齢者の方もたくさんいらっしゃると思います。

自分の得意分野、自分の好きな分野でお仕事ができる、人の手助けができるということは素晴らしいと思います。シルバー人材センターに登録して、行政から依頼を受けて仕事をするという事は、以前から聞いていました。こういうパターンが一番多いのでしょうね。それももちろん良い事だと思いますが、自分から進んでお仕事をする姿勢は、さらに良い事だと思います。

ベビーシッターには斡旋してくれる業者さんもある

近くのおじいちゃん、おばあちゃんの所では、ママさん同士の口コミで広まったようですが、ベビーシッターとして登録すると、お願いしたい子供を持つ家庭を紹介してくれるサービスもあるそうです。そういうサービスをうまく活用すれば、「私も始めようかしら」と思っている方には好都合だなと思います。そういうベビーシッターさんが増えれば、待機児童の悩みを抱えている仕事を持つママさんたちには、さらに朗報になるのではないでしょうか。

自分たちのお孫さんのお世話が一段落した元気なおじいちゃん、おばあちゃんはたくさんいると思います。子供さんが別の場所で独立していて、高齢の夫婦だけのお宅であれば、小さな子供さんが遊ぶくらいのスペースは十分あると思います。小さな子供であれば、一部屋をベビーシッターの部屋として考えれば十分なのではないでしょうか。

元気な高齢者のベビーシッターは良い事ばかり

まだまだ元気な高齢者の方は、進んでベビーシッターなど、自分でできるお仕事を続けるべきだと思います。ベビーシッターを始めれば、まず、自分たちが元気でいられます。さらに、年金以外の副収入としてお金を稼ぐことが出来ます。そうすることで、元気でいられることに加えて生活が、いくらかであれ、豊かになります。また、お仕事を持つママさんにはとても喜ばれます。そうすることで、人の輪も広がります。ベビーシッターの斡旋会社に登録する事で、口コミという事でなくても、お仕事は始められますし、現役でいられるという悦びがあるだろうなと思います。

私の妻も「子どもが小さい時に、近所にこういうおじいちゃん、おばあちゃんがいてくれたらどんなにか助かった」と言っています。短時間であっても、「ベビーシッター」としてお仕事としてやっている場合には、頼みやすいのです。

ご近所におじいちゃん、おばあちゃんのベビーシッターがいてくれるということはは、世の中にとってもとても良い事だと思います。

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